イベント情報
2019年10月09日
少し前になりますが、9月28日に今年最後の「月寒公園生きもの観察会~トンボ編」を開催しました。7月、8月と毎月1回開催してきましたが、9月が今年度最後の観察会になります。
緑の色も少し黄色味を帯びてきて、秋の深まりを感じる中、今回もトンボ好きの子どもたちと、西岡ヤンマ団のスタッフの皆さんと一緒に調査に出かけました。
数日前までは、空いっぱいにアカトンボが飛んでいたはずなのに・・・・この日は空を飛ぶアカトンボもかなり少な目でした。それでも、ボート池の周りには、キトンボやアキアカネや、アキアカネ、マユタテアカネ、ノシメトンボなどが見られました。特に、翅の黄色が美しいキトンボは意外にたくさん見つけることができました。アカトンボの仲間以外にも、8月にボート池の水面をたくさん飛んでいたルリイトトンボやアオイトトンボ、これから成虫のまま越冬するオツネントンボの姿も見つけることができました。
そして今回は、アカトンボの採卵にも挑戦しました!
アカトンボのメスを捕まえて、水の中に腹部の先端を付けると・・・・・ぽろぽろと卵を落とします。黄色みを帯びた卵が水の中に落ちる様子は、とても美しく、感動しました。
この卵は、お家にもって帰って、上手く冬越し出来れば、来年の春孵化してヤゴになり、夏には羽化して成虫になります。なかなか成虫にするのは難しいですが、西岡ヤンマ団の団員の中には、上手に育てて羽化させた団員もいます。
今回卵を持って帰ったみんなも、がんばって羽化させてみてくださいね!
今回の観察会では、最後にボート池の近くでニホンカナヘビにも出会いました!!月寒公園で見たのは初!とても感動的でした。
トンボ観察会に参加してくれた皆さん、お手伝いしてくれた西岡ヤンマ団のスタッフの皆さん、本当にありがとうございました!!