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夏の珍客

2024年06月29日

月寒公園では、アジサイの花が咲き始めました。

写真は、月寒神社への階段の近くに咲いているアジサイです。
ピンク色がカワイイですね。

アジサイの他にも、ヤマボウシやハコネウツギなどの花が咲いています。

さて、タイトルにある「珍客」ですが、先日シマヘビを見かけました。

体長20㎝ほどの小さな個体でしたが、園路をスルスルと移動していました。

ヘビと聞くと、怖い!と思う方もいるかもしれませんが、シマヘビは札幌の自然が残る公園や河川敷では、当たり前にいるヘビです。

少し気性が荒いですが、毒は無く、むやみに近づいたりしなければ、威嚇もしません。

私が出会ったシマヘビも、こちらを気にすることなく、スルスルと園路を歩いて、川の方に消えてしまいました。体の縞模様と、赤茶色の鋭い目が、とてもかっこよかったです。

月寒公園は施設が多い公園ですが、自然林も多く残されているので、色々な生きものが生息しているのだなぁと改めて感じました。

珍客と書いてしまいましたが、シマヘビは、月寒公園に当たり前に生息する爬虫類なのだと思います。次はアオダイショウに出会ってみたいものです。

ハクウンボクの花

2024年06月07日

木々の葉も茂り、月寒公園もすっかり夏の装いになりました。

緑の色が濃い初夏の森に、ハクウンボクが純白の花を咲かせていました。

ハクウンボクは、高さが10mほどになる落葉広葉樹で、月寒公園ではボート池の周りや歴史の森で見られます。

白い大きなこの花を白雲に見立てて、ハクウンボクと名付けられたとか。

普段は目立たない木ですが、大きくて真っ白な花は、見ごたえ満点です。

純白の花びらに黄色い雄しべがかわいい「ハクウンボク」の花が咲いています

「木の花はなかなか気づかない~」という方は、ぜひ地面を見てみてください。

右の写真のように、ハクウンボクの木の下には、落ちた花びらがいっぱい敷き詰められていて、一面真っ白!

まるで雪が降ったかのようです。

初夏の色濃い緑に包まれて、ハクウンボクの花の白さも一層引き立ち、とても美しいですよ。

ハクウンボク以外にも、今はニセアカシアの花も見ごろです。

そして今日は、エゾハルゼミの鳴き声も聞こえました!
トンボもそろそろ、ボート池でシオカラトンボやイトトンボの仲間が見られる時期です。

ぜひ、月寒公園で初夏の森をお楽しみください。

シダレザクラが見ごろです!

2024年05月01日

今日は少し風が冷たいですが、気持ちが良い青空が広がっています。

ボート池は、シダレザクラが見ごろを迎えつつあります。

シダレヤナギの黄緑色と、シダレザクラの桃色が、ボート池を彩り、とてもきれいですよ。

貸しボートに乗ると、池の上から、新緑の森の景色や水面に映るシダレザクラを楽しむことができます。1艘320円で大人3名まで乗れますし、こぎ方が分からない人には、スタッフが優しく教えてくれます。春は一番おススメの季節なので、ぜひ乗ってみてくださいね。

ボート池はシダレザクラが見ごろを迎えています

ボート池から少し足を延ばして、月寒神社の方にお散歩するのもおすすめです。

このあたりは歴史の森と名付けられていて、石碑や大きな木が沢山あり、とても静かです。

今日、吉田善太郎功労碑の周りを歩いていたら・・・・・・まつぼっくりがエゾリスに食べられた痕(食痕)が沢山落ちていました。もう地面を埋め尽くす位いっぱい!

このあたりで、エゾリスがおいしくお食事をしていたんだな~と思うと、楽しい気持ちになりますね。こういった食痕が沢山落ちている場所は、エゾリスのお気に入りの場所なので、エゾリスに出会う確率も高いですよ。

歴史の森では、ツグミが沢山来ていました。野鳥も春は渡りの季節です。
月寒公園でも、オオルリやキビタキを見ることもあります。春の鳥を見たいながら、歴史の森や散策の森がおススメですよ。

エゾリスの食痕がいっぱい!!

今日の月寒公園

2024年04月16日

毎年秋に水を抜いているボート池。

昨日取水ポンプを取り付けて、池に水を入れ始めたところ、
今日はアオサギやオシドリ、キンクロハジロが来ていました。

池周りのシダレヤナギも芽吹き始めて、春らしい景色になりましたね。

今週から、施設のオープンが続きます。
高台駐車場は18日より、テニスコートは20日より利用を開始します。

森のあそび場(遊具)は、点検と清掃を終えたのち、今週末より開放予定です。

皆様のお越しをお待ちしています。

昨日から水を入れ始めたボート池

今日の月寒公園

2024年04月06日

昨日札幌の積雪が0㎝になったと、ニュースになっていましたが、月寒公園は広場も遊具も、まだ雪の中です。ここ数日でだいぶ解けましたが、遊具周りの雪が解けるには、もう少し時間がかかりそうです。

遊具は、雪が解けて点検が終わってから、遊べるようになります。このまま順調に解ければ、4月中旬には遊べる予定です。ロング滑り台については、専門業者の点検後になりますので、もう少し遅くなります。

遊具で遊ぶのを楽しみにしている子も多いかと思いますが、もうしばらくお待ちください。

遊具はまだ雪の中です

散策の森は、木の周りから少しずつ雪が解けていて、フクジュソウが顔を出していました!

この場所は、10年ほど前から「野の花を植えよう」というイベントで、子どもたちと一緒に、山野草の苗を植えています。このフクジュソウも、随分前に植えたものです。

フクジュソウやエゾエンゴサク、カタクリなどは、スプリングエフェメラル(春の妖精)とも呼ばれ、まだ木々の葉が生い茂る前に、雪解けと共に花を咲かせます。まだ虫の数も多くない時期ですが、大柄な花をつけることで、虫たちを呼び寄せ、受粉をして、種を作ります。そして、青々とした緑に覆われる夏になると、人知れず地上から姿を消して、地下で養分を蓄えて春を待つそうです。

まだ白と茶色で覆われた森に、小さくも鮮やかな黄色い花を咲かせるフクジュソウは、とても可憐で儚く見えますが、実は寒さの中でも花を咲かせる強さを持った植物です。

散策の森では、フクジュソウのほかにエゾエンゴサクやカタクリなども花を咲かせます。

数は多くありませんが、宝探しのような気持ちで探してみるのも楽しいですよ!

フクジュソウは、春を代表する植物です

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