イベント情報
2019年10月10日
月寒公園では、もともとあった野の花を森に植えて、自然環境を復元する活動「野の花を植えよう」を、5年前から続けています。今年は9月28日に、高台野球場の向かいにある「散策の森」に、みんなで野の花を植えました。今年も、自生植生植物の育苗や自然植生の復元に取り組む雪印種苗株式会社より、「オカトラノオ」「ヤマハハコ」等の苗を頂き、去年の「野の花を植えよう」で種を取って苗に育てた「エゾノコンギク」「オトコエシ」「キンミズヒキ」を加え、計6種の苗を植えました。
小さな子どもたちから、大人まで約30名が参加して、1時間ほどでたくさんの苗を植えました。背が高い苗や、根っこがたくさんの苗など、自分で植えてみると、色々な発見がありましたね。「久しぶりに土に触って、楽しかった!」なんて大人の声も聞こえました。
最後に、以前植えた植物から種を取り、みんなで蒔きました。蒔いた種は来年の春に芽が出るので、月寒公園のボランティアや私たち指定管理者で大事に育てて苗にして、また来年の秋の「野の花を植えよう」で植える予定です。
「野の花を植えよう」で植物を植えている「散策の森」では、早春にはフクジュソウ、夏にはオカトラノオやヒオウギアヤメ、秋にはアキノキリンソウやエゾノコンギクなど、四季折々の花を楽しむことができます。ぜひ、おさんぽの時に立ち寄ってみてくださいね。「野の花を植えよう」に参加してくれた皆さま、雪印種苗株式会社の職員の皆さま、本当にありがとうございました!