お知らせ
「ちいさい秋み~つけた!」開催しました!
2019年10月13日
10月8日に「公園あそびらぼ2 ちいさい秋み~つけた!」を開催しました。
今回の講師は、「ネイチャーエデュケーション(みくに出版)」の著者である長谷部雅一さん。遠く東京から月寒公園に来てくれて、ちいさい子どもたちと一緒に秋を探しにでかけました。
この日は、朝から雨・・・・・予報を見ても、雨雲が札幌にどんどん押し寄せてきていて、「どうなるのか・・・」と不安でいっぱいでしたが、開始時間の10時には奇跡的に雨もやみ、
みんなで散策の森に遊びに出かけることができました!
長谷部さんからは「自由に好きなところを歩いていいよ。お母さんたちはお子さんの歩いた後をついて行って、一緒に体験してください」と伝えられました。
子どもも大人も、歩く道すがら気に入ったものを見つけては、首から下げた袋に入れていきます。
どんぐり、まつぼっくり、クリの実、綺麗な落ち葉、キノコ・・・・・ゆっくり歩くと、きれいなもの、不思議なものがどんどん見つかり、みんなの袋に詰め込まれていきます。
「こんなのあったよ!」と声を掛け合いながら、みんなでゆっくり雨あがりの森を歩きました。
時には、カタツムリに出会ったり、なめくじに出会ったり・・・・・雨上がりだからこそ出会える生きものもいましたね。
森あそびをもっと楽しくするアイテム「虫めがね」でのぞいてみると・・・・また不思議な世界が広がりました。
散策の森で1時間ほど過ごしていたら、ついに雨が降ってきました。
たくさん秋の森を楽しんだので、たくさんの”お気に入り”が詰め込まれた袋をもって、パークライフセンターに戻りました。
みんなで机の上に、自分が見つけたお気に入りを広げて見せ合いっこしたり、紙とクレヨンで、好きに絵を描いたり、どんぐりで即席”ピタゴラスイッチ”を作ってみたり・・・・と思い思いの時間を過ごしました。
森でたっぷり自由な時間をすごしたので、子どもたちの想像の世界も広がります。
決まったことをやるわけではなく、自分でやりたいようにやる楽しさを味わえたひと時でした。
雨が降ったり止んだりの不安定な天気でしたが、秋の公園、雨ふりの公園を存分に楽しめたのではないでしょうか。今回の「ちいさい秋み~つけた!」は、3か月の赤ちゃんから5才の子どもたち、そしてた大人、総勢約50名が参加してくれました。
参加してくれた皆さま、長谷部さん、本当にありがとうございました!
今回行った「散策の森」は、森の中にたくさんの道が張り巡らされています。
自由に歩き回ってもいつでもどこかに誰かの姿が見える安心感や、
下を向いて歩いていたら、バッタリ誰かに出会って、にっこり・・・・・
そんな楽しさが生まれる場所でした。
普段は小さな子どもたちの姿をあまり見かけない場所ですが、今回歩いてみて、
とても魅力的な場所だと気づかされました。月寒公園のおすすめスポットです!
午後は引き続き、大人を対象とした講座「ネイチャーエデュケーションから読み解く身近な自然の楽しみ方」を行いました。
スライドを見ながら、長谷部さんの大切にしていることを学ぶと共に、
午前の活動をそれぞれに振り返る時間になりました。