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夏のセミ

2024年08月14日

昨日は一日雨でしたが、雨上がりの今日、月寒公園では賑やかにセミが鳴いています。

「今鳴いているセミは何ゼミですか?」と問い合わせもありますが、月寒公園で鳴いているゼミの多くは「コエゾゼミ」か「アブラゼミ」が多いようです。

そして、写真のセミは、「アブラゼミ」。

翅の茶色とジリジリジリジリ・・・・・・という鳴き声が特徴のセミです。

ちょっと前までは、よくアブラゼミの鳴き声が聞こえましたが、最近は写真のように地面に落ちて歩いている姿を時々見かけます。時にはたくさんのアリにたかられていたり、スズメバチに襲われていることもありました。
賑やかに鳴いていたアブラゼミが、一生を終える姿は辛くもありますが、「お疲れ様、がんばったね」と言いたい気持ちにもなります。

セミは成虫になると、一週間ほどで死んでしまうので、短い命で知られていますが、実は幼虫の期間が長く、アブラゼミでは3~4年ほど、土の中で過ごすと言われています。
幼虫の期間を生き抜いて無事に成虫になり、一生を終えるのは、なかなか難しいことなのかもしれないと思うと、元気に鳴いているセミも愛おしく感じますね。

今日はミンミンゼミが鳴いていたり、去年はツクツクボウシの声も聞こえました。
実は色々な種類の鳴き声が聞こえるので、注目してみてくださいね。

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