「月寒公園野鳥観察会~晩秋のトンボも探して」を開催しました!

2024年11月04日

今日は雨の中、「月寒公園野鳥観察会~晩秋のトンボも探して」を開催しました!

定員いっぱいになる程たくさんの方に申し込んで頂いたので、なんとか晴れることを祈りましたが、開始時間の朝8時にはシトシトと雨が降ってきました・・・・・

風も少しありましたが、少しでも野鳥やトンボが見られることを祈って、野鳥の皆川昌人先生(旭山記念公園スタッフ)と、トンボの大黒友陸先生と金子琉之介先生(北海道トンボ研究会)の案内の元、ボート池周辺を散策しました。

ボート池では、マガモやキンクロハジロのほかに、マツの木に佇むダイサギに出会いました!冬に時々見られる大型のサギですが、春以降見かけなかったので、久しぶりの出現です。

遠くから見ても大きくて、双眼鏡でのぞくと、しっかり私たちを見て警戒していましたね。

また、月寒神社の近くでは、雨の中、空高く飛ぶアキアカネを発見!!

雨なので、見られないかもとあきらめていたトンボの姿に感激しました。

雨がひどくなったので、散策は1時間で切り上げましたが、野鳥は11種、トンボは1種観察することができました。

左前が野鳥の皆川昌人さん、右の二人がトンボの大黒くんと金子くんです

雨天プログラムということで、後半一時間は、パークライフセンターで写真を見ながらトンボと野鳥のお話を聞きました。

まずは、大黒さんと金子さんから、トンボのお話をしてもらいました。

トンボは今年新たに5種が見つかり、月寒公園の記録は36種になったそうで、
特にコシアキトンボは、札幌市内初採集のすごい記録だったそうです。

また、来年度月寒公園で見つかる可能性が高いトンボの種類は、「モイワサナエ」「コヤマトンボ」「カラカネトンボ」だと話してくれました。

来年のトンボシーズンは、月寒公園未記録取のトンボを、をみんなで見つけたいですね。

続いて皆川さんの野鳥のお話では、この日に見られた11種の野鳥の解説と、月寒公園でこれからの季節見られる野鳥を教えてもらいました。

冬から春にかけては、ハクセキレイ・ミソサザイ・シマエナガ・シメ・ツグミなどが見られるそうですよ。

大雨で早めにセンターに戻り、野鳥とトンボのお話を聞きました

大雨の中の開催となってしまいましたが、それでも11種の野鳥と、アキアカネが見られて、収穫のある観察会となりました。

参加してくれた皆さま、本当にありがとうございました!

【今日見られた野鳥とトンボ】

野鳥:カワラヒワ、キンクロハジロ、シジュウカラ、ダイサギ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒガラ、ヤマガラ、ヒヨドリ、マガモ、ドバト

トンボ:アキアカネ

マツの木に佇む白いシルエットのダイサギ

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