「月寒公園自然観察会~野鳥編」を開催しました!
2025年06月07日
今日は「月寒公園自然観察会~野鳥編」を開催しました!
講師は、旭山記念公園のスタッフで、野鳥ガイドの経験豊富な皆川昌人さん。参加者20名と、2時間ほどゆっくりと園内を巡りました。
パークライフセンターを出発して、散策の森を巡り、ボート池をまわって、歴史の森、くつろぎの森と巡るスタッフおススメのコースを歩きました。散策の森では、野鳥の声が聞こえるものの、なかなか姿が見られませんでしたが、ボート池周りでは、コムクドリをじっくり観察したり、電線に止まったキセキレイをゆっくり観察することができました。コムクドリもキセキレイも、急に人が沢山来て、ちょっと警戒しているようだったので、距離を取って少しだけ観察させてもらいました。双眼鏡では、かわいい仕草や表情、キセキレイはきれいな黄色い体の色をじっくり観察することができました。
皆川さんは「コムクドリが身近に見られるのは月寒公園の特徴ですね」と仰ってくれました。コムクドリは比較的開けた場所を好むそうで、森林が多い公園などではあまり見られないそうです。ボート池や小川、広場がある月寒公園の環境は、コムクドリにピッタリなのかもしれないですね。
2時間ほどゆったり歩いて、コムクドリ、キセキレイの他、シジュウカラやハシブトガラなどのカラ類、ヒヨドリ、アオジ、カワラヒワ、オオムシクイ(声)など計16種類の野鳥を確認しました。
双眼鏡の使い方から、野鳥の探し方、今咲いている植物や樹木のお話まで、皆川さんから自然の見所をたくさん教えてもらいました。
参加してくれた皆さま、講師の皆川さん、本当にありがとうございました!
月寒公園イチオシの鳥「コムクドリ」に出会いました
※写真提供 皆川昌人さん
自然観察会は、7月29日(火曜日)に植物・樹木編、8月5日(火曜日)と10月5日(土曜日)に、トンボ・野鳥編を予定しています。
参加ご希望の方は、申込フォーム、またはお電話、窓口で、お申込みください。
ニガキ(ニガキ科の樹木)も開花していました。秋には藍色の実を付けます。