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初夏の植物を観察しました!

2022年06月18日

今日6月18日と明日19日は、「フラワーソン」といって、5年に一度の全道一斉開花調査が行われています。
フラワーソンの開花調査を兼ねて、札幌市博物館活動センター主催の「ぶらりネイチャー 初夏のお花ガイド~月寒公園編~」が、月寒公園で開催されました。

博物館活動センターの山崎真実学芸員の案内で、ボート池周辺を散策しながら、
身近な植物を観察して、その植物にまつわるお話を聞きました。
特に、帰化植物のお話が興味深く、シロツメクサやムラサキツメクサは、牧草として持ち込まれた植物であること、セイヨウタンポポも、実は野菜として食べるために持ち込まれたことなど、身近な植物の意外な歴史を知ることができました。
また、ボート池周りでは、背が高いカモガヤなどのイネ科の植物に混ざって、一部分だけスゲの仲間がたくさん生えている場所がありました。スゲの仲間は湿った土に生えるので、植物を見れば、環境の違いを知ることができると、教えてもらいました。

ボート池まわりには、ヤマブキショウマがたくさん咲いていました

今回観察した植物は、以下の通りです。
・シロツメクサ(花)
・ムラサキツメクサ(花)
・ブタナ(花)
・ニセアカシア(花)
・コウリンタンポポ(花)
・キバナノコウリンタンポポ(花)
・カモガヤ(花)
・スゲの仲間
・ツルアジサイ(花)
・ヤマブキショウマ(花)
・ミズキ(花の終わり)
・ツリバナ(花)
・マイヅルソウ(実)
・クリ(これから開花)
・セイヨウタンポポ(花)
・ナナカマド(実)
・ユリノキ(花)

いつも見ている月寒公園の景色も、よく見てみると色々な花があり、その植物の背景を知ると、より親しみを感じるようになりました。

ぜひ皆さんも、月寒公園で初夏の花を探してみてくださいね。

そして、札幌市博物館活動センターは、月寒公園から車で5から10分程の場所にあります。
サッポロカイギュウなどの化石や植物、昆虫などの展示も充実していて、
とても楽しい施設です。ぜひ、行ってみてくださいね。

くつろぎの森では、コナラの大木の直径を測りました

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