「森の植物ボランティア養成講座」夏の調査を行いました!
2026年07月06日
月寒公園では今年、市民参加で公園の植物を調査して、標本をつくる過程を学ぶ講座「森の植物ボランティア養成講座」を5回シリーズで開催しています。この講座では、春・夏・秋と月寒公園の植物を採集して植物の名前を調べ、冬に札幌市博物館活動センターで標本として完成させて、標本庫に収蔵するまでの一連の過程を学びます。5月に第1回として春の調査を行い、7月2日には第2回として夏の調査を行いました!
今回も、午前中は、講師の山崎真実学芸員(札幌市博物館活動センター)と共に園内を巡り、開花している植物や実が付いている植物を、一人3種類ほど、植物標本のために採集しました。
写真はパークライフセンター横の「オオバボダイジュ」を採集している様子。今年も沢山花をつけている株があり、このあたりを通ると、とても良い香りがしますよ。
こちらはハマナスの花を採集している様子。
皆さんご存じの通り、ハマナスには無数に鋭い棘が付いているので、そおっと採集して、新聞紙に挟みました。
植物標本の台紙のサイズは、新聞紙の半分くらいの大きさです。大きな植物は、その大きさに収まるように工夫する難しさもあります。
「春の調査では大きな植物を採集して大変だったから、今回は少し小さめの植物が良いな」
など、皆さん経験から学んだことを今回に活かして、吟味しながら採集する植物を選んでいました。
今回はイネ科の植物の多くが花を咲かせたり、実を付けていました。北海道には、もともと牧草だった種が多く、どれも似ていて、なかなか見分けがつきません。そんなイネ科の植物にチャレンジしている方もいましたよ。この取組では、月寒公園全体の植物相を網羅したいので、地味な植物、同定が難しい植物の標本も不可欠です。みんなで少しづつ学びながら経験値を上げていきたいですね。
次回は9月に、秋の植物調査を行います。9月も楽しみましょう!
ハシドイも花盛りでした!
ハシドイは、ライラックと同じ仲間です。
ライラックと同じくとても良い香りです!
散策の森では、ちょっと珍しい木も咲いていました。北海道にもともと無い木かな?という話もあり、同定結果が楽しみです。
多目的広場の芝の中には黄色いお花の「コシカギク」がありました。花を触ると、パイナップルのような香りがしますよ!

