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自然情報

冬のはじまり

2024年12月04日

散策の森は、木々の葉がすっかり落ちて、冬の始まりのような景色になりました。

予定では、明日から坂下でも除雪業者の作業が始まり、公園利用者の駐車スペースが半分程度になります。

月寒公園の坂下エリアは、冬の間地域密着型雪処理施設になり、住宅地の雪を野球場に集めて排雪しています。坂下野球場は、冬も私たちの暮らしを支えてくれる大事な役割を担ってくれているのです。

公園利用の面ではご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

雪が降り積もるまで、公園利用者は少ない時期ですが、巡回をしていると、エゾリスの姿をよく見かけるようになりました。

すっかり冬毛になり、耳の長い毛と、ふわふわのしっぽがかわいいですね。

そういえば、キツネは少し見かける機会が減ったように思います。今年生まれた子どもたちも、秋の終わりに親が子を追い出すようなので、子どもたちは旅だったのかもしれませんね。

水がほとんど抜けてしまったボート池には、最近ダイサギが来ています。

数年前から冬に現れるようになり、今年も11月中旬頃からちょくちょく見かけるようになりました。

思慮深く水面を見つめて、時には魚をとる姿も見かけますよ。
大きくて真っ白な羽を広げて、飛び立つ姿もカッコいいです。

ボート池にお越しの際は、ぜひ探してみてくださいね。

雪と紅葉

2024年11月20日

一昨日の夜降り積もった雪で、多目的広場は一面雪景色になりました。

そんな中、多目的広場の片隅ある「アズキナシ」の木は、真っ赤な実をたわわにつけています。燃えるような赤い木と、真っ青な空、白い雪が、今日はとてもきれいに見えました。

アズキナシは、散策の森やくつろぎの森など自然林にある木ですが、このアズキナシの木は、再整備工事の時に森から多目的広場に移植したそうです。

移植後も弱ることなく、広場の片隅で立派に成長していて、うれしいですね。

先日紹介した高台野球場のカラマツ並木は、落葉が始まっていますが、

まだまだきれいな黄葉が楽しめます。

高台駐車場は16日から閉鎖しており、これから高台エリアは豊平区の除雪の拠点になりますが、お散歩は楽しめますので、ぜひ晩秋の自然を楽しみにお越しください。

なお、園路は雪が残っていて、ツルツルと滑りやすい場所もありますので、歩く際は十分お気を付けください。

カラマツの黄葉

2024年11月14日

紅葉の見ごろが終わりに近づいた、これからの時期におススメなのは、カラマツの黄紅葉です。

高台野球場の外周は、カラマツの並木になっているので、これから冬の始まりにかけて、
葉が黄金色に色づくと、とても見ごたえがあり、これからの季節のおススメスポットです。
高台駐車場は、明後日16日より閉鎖となりますが、坂下駐車場から散策の森を歩いて、高台野球場のカラマツ並木までは、良いおさんぽコースになると思いますよ。

今朝のカラマツ並木の様子。これからもう少し色づくと思います。

今朝は冷え込んだので、落ち葉に霜が降りていました。

霜は、空気中の水蒸気が冷やされてできる氷の結晶を差すそうで、霜をまとった落ち葉は、とても美しいですね。

これからの季節は、落ち葉や氷で滑りやすくなりますので、特に坂道を歩く際は十分気を付けて、歩いてくださいね。

紅葉と晩秋の生きものたち

2024年11月06日

今朝は、気温が低かったものの、青空が広がり日差しも暖かでした。

そんな月寒公園では、アキアカネの姿が見られました!

写真の中にいるアキアカネ、分かりますか?

北海道トンボ研究会の調べによると、北海道のアキアカネの終見記録は、11月29日。

今年はいつまで見られるでしょうか?

ボート池周りは、カエデの葉が赤や黄色に紅葉して、とてもきれいでした。

サクラの仲間はほとんど落葉してしまいましたが、カエデ類やイチョウの葉は、きれいに紅葉しています。

これからは、高台野球場周りのカラマツの紅葉も始まりますよ。

今晩から雪の予報ですが、週末は晴天が期待できそうです。

皆さまのお越しをお待ちしています。

歴史の森では、ひなたぼっこしているキツネに出会いました。

とっても気持ちよさそうに、目を細めていました。

同じく歴史の森では、木の上でくつろぐエゾリスにも出会いました。

少し前まで、オニグルミの実を集めるのに大忙しだったエゾリスも、一仕事終えたのか、最近は出会う頻度が減ったような気がします。

「月寒公園野鳥観察会~晩秋のトンボも探して」を開催しました!

2024年11月04日

今日は雨の中、「月寒公園野鳥観察会~晩秋のトンボも探して」を開催しました!

定員いっぱいになる程たくさんの方に申し込んで頂いたので、なんとか晴れることを祈りましたが、開始時間の朝8時にはシトシトと雨が降ってきました・・・・・

風も少しありましたが、少しでも野鳥やトンボが見られることを祈って、野鳥の皆川昌人先生(旭山記念公園スタッフ)と、トンボの大黒友陸先生と金子琉之介先生(北海道トンボ研究会)の案内の元、ボート池周辺を散策しました。

ボート池では、マガモやキンクロハジロのほかに、マツの木に佇むダイサギに出会いました!冬に時々見られる大型のサギですが、春以降見かけなかったので、久しぶりの出現です。

遠くから見ても大きくて、双眼鏡でのぞくと、しっかり私たちを見て警戒していましたね。

また、月寒神社の近くでは、雨の中、空高く飛ぶアキアカネを発見!!

雨なので、見られないかもとあきらめていたトンボの姿に感激しました。

雨がひどくなったので、散策は1時間で切り上げましたが、野鳥は11種、トンボは1種観察することができました。

左前が野鳥の皆川昌人さん、右の二人がトンボの大黒くんと金子くんです

雨天プログラムということで、後半一時間は、パークライフセンターで写真を見ながらトンボと野鳥のお話を聞きました。

まずは、大黒さんと金子さんから、トンボのお話をしてもらいました。

トンボは今年新たに5種が見つかり、月寒公園の記録は36種になったそうで、
特にコシアキトンボは、札幌市内初採集のすごい記録だったそうです。

また、来年度月寒公園で見つかる可能性が高いトンボの種類は、「モイワサナエ」「コヤマトンボ」「カラカネトンボ」だと話してくれました。

来年のトンボシーズンは、月寒公園未記録取のトンボを、をみんなで見つけたいですね。

続いて皆川さんの野鳥のお話では、この日に見られた11種の野鳥の解説と、月寒公園でこれからの季節見られる野鳥を教えてもらいました。

冬から春にかけては、ハクセキレイ・ミソサザイ・シマエナガ・シメ・ツグミなどが見られるそうですよ。

大雨で早めにセンターに戻り、野鳥とトンボのお話を聞きました

大雨の中の開催となってしまいましたが、それでも11種の野鳥と、アキアカネが見られて、収穫のある観察会となりました。

参加してくれた皆さま、本当にありがとうございました!

【今日見られた野鳥とトンボ】

野鳥:カワラヒワ、キンクロハジロ、シジュウカラ、ダイサギ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒガラ、ヤマガラ、ヒヨドリ、マガモ、ドバト

トンボ:アキアカネ

マツの木に佇む白いシルエットのダイサギ

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