お知らせ
自然情報
雪と紅葉
2024年11月20日
一昨日の夜降り積もった雪で、多目的広場は一面雪景色になりました。
そんな中、多目的広場の片隅ある「アズキナシ」の木は、真っ赤な実をたわわにつけています。燃えるような赤い木と、真っ青な空、白い雪が、今日はとてもきれいに見えました。
アズキナシは、散策の森やくつろぎの森など自然林にある木ですが、このアズキナシの木は、再整備工事の時に森から多目的広場に移植したそうです。
移植後も弱ることなく、広場の片隅で立派に成長していて、うれしいですね。
先日紹介した高台野球場のカラマツ並木は、落葉が始まっていますが、
まだまだきれいな黄葉が楽しめます。
高台駐車場は16日から閉鎖しており、これから高台エリアは豊平区の除雪の拠点になりますが、お散歩は楽しめますので、ぜひ晩秋の自然を楽しみにお越しください。
なお、園路は雪が残っていて、ツルツルと滑りやすい場所もありますので、歩く際は十分お気を付けください。
カラマツの黄葉
2024年11月14日
紅葉の見ごろが終わりに近づいた、これからの時期におススメなのは、カラマツの黄紅葉です。
高台野球場の外周は、カラマツの並木になっているので、これから冬の始まりにかけて、
葉が黄金色に色づくと、とても見ごたえがあり、これからの季節のおススメスポットです。
高台駐車場は、明後日16日より閉鎖となりますが、坂下駐車場から散策の森を歩いて、高台野球場のカラマツ並木までは、良いおさんぽコースになると思いますよ。
今朝は冷え込んだので、落ち葉に霜が降りていました。
霜は、空気中の水蒸気が冷やされてできる氷の結晶を差すそうで、霜をまとった落ち葉は、とても美しいですね。
これからの季節は、落ち葉や氷で滑りやすくなりますので、特に坂道を歩く際は十分気を付けて、歩いてくださいね。
紅葉と晩秋の生きものたち
2024年11月06日
今朝は、気温が低かったものの、青空が広がり日差しも暖かでした。
そんな月寒公園では、アキアカネの姿が見られました!
写真の中にいるアキアカネ、分かりますか?
北海道トンボ研究会の調べによると、北海道のアキアカネの終見記録は、11月29日。
今年はいつまで見られるでしょうか?
ボート池周りは、カエデの葉が赤や黄色に紅葉して、とてもきれいでした。
サクラの仲間はほとんど落葉してしまいましたが、カエデ類やイチョウの葉は、きれいに紅葉しています。
これからは、高台野球場周りのカラマツの紅葉も始まりますよ。
今晩から雪の予報ですが、週末は晴天が期待できそうです。
皆さまのお越しをお待ちしています。
歴史の森では、ひなたぼっこしているキツネに出会いました。
とっても気持ちよさそうに、目を細めていました。
同じく歴史の森では、木の上でくつろぐエゾリスにも出会いました。
少し前まで、オニグルミの実を集めるのに大忙しだったエゾリスも、一仕事終えたのか、最近は出会う頻度が減ったような気がします。
「月寒公園野鳥観察会~晩秋のトンボも探して」を開催しました!
2024年11月04日
今日は雨の中、「月寒公園野鳥観察会~晩秋のトンボも探して」を開催しました!
定員いっぱいになる程たくさんの方に申し込んで頂いたので、なんとか晴れることを祈りましたが、開始時間の朝8時にはシトシトと雨が降ってきました・・・・・
風も少しありましたが、少しでも野鳥やトンボが見られることを祈って、野鳥の皆川昌人先生(旭山記念公園スタッフ)と、トンボの大黒友陸先生と金子琉之介先生(北海道トンボ研究会)の案内の元、ボート池周辺を散策しました。
ボート池では、マガモやキンクロハジロのほかに、マツの木に佇むダイサギに出会いました!冬に時々見られる大型のサギですが、春以降見かけなかったので、久しぶりの出現です。
遠くから見ても大きくて、双眼鏡でのぞくと、しっかり私たちを見て警戒していましたね。
また、月寒神社の近くでは、雨の中、空高く飛ぶアキアカネを発見!!
雨なので、見られないかもとあきらめていたトンボの姿に感激しました。
雨がひどくなったので、散策は1時間で切り上げましたが、野鳥は11種、トンボは1種観察することができました。
雨天プログラムということで、後半一時間は、パークライフセンターで写真を見ながらトンボと野鳥のお話を聞きました。
まずは、大黒さんと金子さんから、トンボのお話をしてもらいました。
トンボは今年新たに5種が見つかり、月寒公園の記録は36種になったそうで、
特にコシアキトンボは、札幌市内初採集のすごい記録だったそうです。
また、来年度月寒公園で見つかる可能性が高いトンボの種類は、「モイワサナエ」「コヤマトンボ」「カラカネトンボ」だと話してくれました。
来年のトンボシーズンは、月寒公園未記録取のトンボを、をみんなで見つけたいですね。
続いて皆川さんの野鳥のお話では、この日に見られた11種の野鳥の解説と、月寒公園でこれからの季節見られる野鳥を教えてもらいました。
冬から春にかけては、ハクセキレイ・ミソサザイ・シマエナガ・シメ・ツグミなどが見られるそうですよ。
大雨の中の開催となってしまいましたが、それでも11種の野鳥と、アキアカネが見られて、収穫のある観察会となりました。
参加してくれた皆さま、本当にありがとうございました!
【今日見られた野鳥とトンボ】
野鳥:カワラヒワ、キンクロハジロ、シジュウカラ、ダイサギ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒガラ、ヤマガラ、ヒヨドリ、マガモ、ドバト
トンボ:アキアカネ
10月29日紅葉情報
2024年10月29日
冷たい雨が降り続いた昨日から一転、今日は青空が広がっています。
公園を歩く人たちも、ボート池のカモも、森にいる鳥たちも、なんだかとっても楽しそう。
雨上がりの朝は、清々しくて気持ちが良いですね!
朝晩の冷え込みが厳しくなり、園内の紅葉もだいぶ見ごろとなりました。
写真は、坂下駐車場から続く中央園路の様子です。
カエデ類の赤や黄色の色づきが美しいですね。
10月18日の紅葉情報に続いて、歴史の森やくつろぎの森の落ち葉を拾ってみました。
向かって右から、
・オニグルミ
写真の葉は下の方の小葉が落ちてしまいましたが、小さい葉が軸に付いたものを、1枚の葉と数えます。歴史の森に多くあり、オニグルミの近くには、よくエゾリスが木の実を取りに来ていますよ。
・ハリギリ
歴史の森やくつろぎの森に大木があります。カエデのような葉ですが、ウコギ科の仲間で、若芽を山菜で食べる地域もあるそうです。
・ユリノキ
月寒公園には水のあそび場の横、くつろぎの森の登り口にあります。ネコの顔のような、ひっくり返すとTシャツに似ているような、変わった形の葉っぱです。
・ヤマモミジ(モミジの仲間)
歴史の森に多くあり、赤く色づいた葉がとても美しい木です。1枚の葉でも、日当りなどによって、緑や黄色、赤など様々な色のグラデーションが楽しめます。
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