お知らせ
自然情報
今日の紅葉
2025年10月26日
10月最後の日曜日、午前中は暖かく穏やかな天気ですが、午後からは小雨が降り始める予報です。
森のあそび場から高台駐車場に上がる階段は、ミズナラの葉が緑から黄色に色づき始め、淡い黄緑色がとてもきれいでした。
高台野球場向かいにある「散策の森」も、木々が赤や黄色に紅葉して、
優しい雰囲気です。
散策の森は昭和43年に、月寒公園振興会の皆さんが開道100年を記念して、カエデやイチョウを100本植樹した森です。
きっと紅葉が美しい森になってほしいと願い、カエデやイチョウを植えたのでしょう。
植樹してから50年以上が経って木々もすっかり大きくなり、たくさんの人が散策をしたり遊んだり、リスや野鳥が木の実を食べに訪れる森になりました。
散策の森には、たくさんの園路が迷路のように通っています。秋を楽しむにはおススメの場所ですので、ぜひ訪れてみてくださいね。
今日の紅葉
2025年10月24日
札幌も夜に初雪が降ったようですが、朝には雨に変わり、シトシトと降り続いています。
こどもひろばは、エゾヤマザクラが赤く紅葉し、SL遊具の周りを色鮮やかな景色に変えています。
雨模様なので、園内はとっても静かですが、ヤマガラやシジュウカラ、ゴジュウカラなどのカラ類が、たくさん集まって種をついばむ様子をゆっくり観察できました。
昨日はこどもひろばで、オニグルミの実を食べているエゾリスにも出会いましたよ。
少しずつ葉も落ち始めていますが、紅葉は見頃を迎えています。
明日は晴れで気温も上がる予報です。ぜひ紅葉狩りにお越しください。
くつろぎの森は、ミズナラの優しい黄色に包まれています。永遠の像の修復作業も順調に進んでいるようです。
ヤマウルシの葉は、きれいな黄色に紅葉しています。放射線状に伸びる葉が目を引きます。
利用が終わった水のあそび場は、赤や黄色の木々で彩られて、隠れた紅葉スポットです。
今日の紅葉
2025年10月18日
今日はこれから雨予報ですが、少しだけ暖かいので過ごしやすいですね。
月寒公園の紅葉は、少しずつ進んでいます。
写真は今日のこどもひろばです。一週間前に掲載した写真よりも、だいぶ赤や黄色が色濃くなってきました。
パンダやカバなどのアニマル遊具を見守るように立っているエゾヤマザクラは、真っ赤に紅葉しています。
こどもひろばの紅葉
ボート営業が13日で終了し、白いボートが無くなった池には、
キンクロハジロの群れが訪れています。
周りの木々も緑から、赤や黄色に変化していて、きれいですね。
今日は残念ながら曇り空でしたが、晴れた日は青空とのコントラストも
きれいです。
明日は日曜日、ぜひ月寒公園に秋を探しに来てくださいね。
ボート池も紅葉が進んでいます
紅葉は始まったばかり
2025年10月11日
3連休初日は、気持ちの良い青空が広がり行楽日和になりましたね。
朝晩は寒くなってきたので、「だんだんと紅葉も進むかな?」と思う方も多いかと思います。
月寒公園でも、少しずつ木々が色づき始めていますよ。
写真はこどもひろばの様子。赤いSL遊具の横にあるエゾヤマザクラが赤く色づき始めています。
写真は、ヌルデという木の葉っぱです。赤や黄色に鮮やかに色づいて、とってもきれいでした。
樹種によって、早く色づく木もあれば遅くに色づく木もあります。今は、サクラの仲間や、大きな葉っぱのホオノキやトチノキ、ヌルデのような漆の仲間などが少しずつ色づいてきています。
紅葉は始まったばかり、秋を探しに出かけてみませんか?
「月寒公園自然観察会~トンボと野鳥編」開催しました!
2025年10月07日
今年4回シリーズで開催した月寒公園自然観察会。
最後の回は10月5日、トンボと野鳥をテーマに開催しました。
10月といえば季節はすっかり秋、木々も色づき始める時期ですが、今年は暖かい日が続き、この日も最高気温が26度!太陽の光もサンサンと降り注いでくれたおかげで、トンボは想像以上にたくさんの種類が見られました。
野鳥も、今年は山に木の実が少ないのか、早めに山から下りてくる野鳥も多いようで、色々な種類が観察できました。
観察会の報告と共に、この日に見られた野鳥やトンボを少しだけふりかえってみましょう。
野鳥の講師は皆川昌人さん(旭山記念公園)です。
ボート池では、マガモやキンクロハジロに出会いました。キンクロハジロは、毎年春や秋にボート池に群れで訪れていて、黒い羽に黄色い目が
かっこいい水鳥です。
ボート池から、くつろぎの森、歴史の森と巡ると、カエデの並木にイカルの群れが来ていて、カエデの実を一生懸命食べている様子をじっくり観察できました。また、去年はほとんど見られなかったミヤマカケスが、山の木の実不足の影響か今年は10月には見られるようになっていて、この日も私たちの前に姿を現してくれました。カラスの仲間らしい「ジャージャー」という鳴き声や、青や白、黒が混ざった翼も美しく、じっくりと観察することができました。
トンボの講師は、高校2年生の大黒さんと金子さんです。二人とも北海道トンボ研究会に所属していて、小学生の頃から月寒公園でトンボや野鳥の観察を続ける実力派です。
例年だと10月は、寒さに強いキトンボや個体数が多いアキアカネ位しか見られませんが、この日は強い日差しを浴びて、たくさんのトンボが
ボート池を飛んでいました!
アキアカネやキトンボの他にも、顔に眉のような斑点があるマユタテアカネや、翅の先端が茶に色づくノシメトンボ、ノシメトンボに似ているけど小型で体が真っ赤に色づくコノシメトンボまで、アカトンボの仲間は5種類も観察できました。
大黒さんと金子さんが大きな網で捕まえて、間近で見せてくれたので、じっくり観察できましたね。
この日観察できた生きものは、以下の種類でした。
野鳥・・・・イカル、シジュウカラ、アカゲラ、キンクロハジロ、マガモ
ヤマガラ、ゴジュウカラ、ミヤマカケス、ヒヨドリ、スズメ
ヒガラ(声)、ハシブトガラス、ハシボソガラス、
シメ(声)、カワセミ、ウグイス(声)以上16種
トンボ・・・キトンボ、アキアカネ、ノシメトンボ、コノシメトンボ、
マユタテアカネ、オツネントンボ 以上6種
番外編・・・キタキツネ
トンボのシーズンはそろそろ終わりですが、野鳥はこれから渡りが始まり冬鳥が訪れます。木々の葉が落ちると観察もしやすくなるので、おススメですよ。
参加してくれた皆さま、講師の皆さま、ありがとうございました!
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