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今見ごろの花

2023年05月25日

今日は、とても良い天気でしたね!
ボート池のフジが見ごろを迎えています。これから、6月上旬までは楽しめそうですね。

フジの花には、たくさんのマルハナバチが集まっていました。マルハナバチは、ずんぐりむっくりの体をしているのですが、大きな体で、可憐なフジの花に潜り込む姿が、なんとも愛らしいですよ。

フジのような華やかな花以外にも、森の中には、マイヅルソウやギンランの仲間、ツボスミレなどがひっそりと咲いています。どれも、かわいらしい花なので、ぜひ探してみてくださいね。

早春のフクジュソウやカタクリから、スミレの仲間が咲き、今は白くて小さい花が色々咲いています。これから夏に向けて、大型の花も色々咲きますので、ぜひ野の花にも注目してみてくださいね。

こちらは、マイヅルソウ。鶴が羽を広げた姿に、葉が似ていることから、名づけられたそうです。ボート池周りなどに群生しています。葉っぱはつやつやしていて、花もかわいいです。

こちらはギンランの仲間。くつろぎの森などで咲いています。
小さくて可憐な花ですが、中にはなかなか立派な大きさの株もあり、

一度見つけると、林床にチラホラと咲いているのを見つけられます。

今日の月寒公園

2023年05月14日

昨日に続き、今日も青空が広がり、絶好の公園日和ですね。

月寒公園もたくさんの人で賑わっていて、駐車場も満車、ロング滑り台には行列ができています。

月寒公園は大型の遊具が沢山ありますが、遊具以外にもボートに乗れたり、
ひろ~い芝生の多目的広場で自由に遊べるのも魅力です。

多目的広場には、ピクニックする人や、のんびり寝そべっている人もいました。
それぞれが休日を楽しんでいて、とても良い雰囲気です。

パークライフセンター前には、「かき氷」「イカ焼き」「お団子」「ハンバーガー」と、
4台の移動販売車が出店中です。

気温が高いので、かき氷には行列ができていました。

イカ焼きやお団子で小腹を満たすのも良し、ハンバーガーでしっかりお昼ご飯を食べるのも良し、一日いっぱい公園で遊ぶのに、移動販売車は強い味方ですね。

移動販売車は、土日を中心に、日替わりで色々なお店が登場します。
公園の楽しみの一つとして、ぜひご利用ください。

ボート池から行く「くつろぎの森」にある「永遠の像」は、札幌市と豊平区の合併記念に作られた石碑です。周囲に植栽されたツツジは、今が見ごろです!

高台駐車場横の緑地では、ヤエザクラが満開になり、とてもきれいです。
ボート池周りのシダレザクラも、あと少し楽しめそうですよ。

木々の芽吹き

2023年05月05日

今日も気持ちの良い青空が広がり、月寒公園はたくさんの人で賑わっています。

くつろぎの森で空を見上げると、芽吹いたばかりの木の葉が、とてもきれいでした。

芽吹きも樹種によって、早い遅いがあって、ミズナラやサクラの葉はもう出てきていて、ホオノキやヤマグワなどは、まだ芽吹きはじめといったところです。

今日見上げた空も、あと2週間もしたら、木々の葉がもっと色濃く生い茂ることでしょう。

歴史の森の土俵の周りには、芝の中にひっそりと、タチツボスミレの花が咲いていました。

一度目につくと、あちらにも、こちらにも、小さなスミレの花が沢山咲いています。

スミレの種は、エライオソームというアリが好きな物質が含まれているので、アリがによって遠くまで運ばれていきます。

このスミレも、アリが運んできた種から芽が出たのかもしれませんね。

小さくて目立たないけど、かわいらしい野の花は、散策の森や歴史の森で、咲いています。春ならではの出会いを、ぜひお楽しみください。

シダレザクラが見ごろです!

2023年05月02日

ボート池周りのシダレザクラが、満開になりました!
青い空に、シダレザクラの優しいピンク色が映えて、とてもきれいです。

明日からは大型連休が始まりますね。
貸しボートも営業していますので、ぜひボート池にサクラを見に来てくださいね。

パークライフセンター前には、今年も様々な移動販売車が出店しています。

今日は、かわいくて、おいしいソフトクリームのお店が出店中です。

明日からはコーヒー屋さんや軽食屋さんが出店します。

連休中は、一日いっぱい月寒公園を楽しんでくださいね!

皆さまのお越しをお待ちしております。

春の生きものたち

2023年04月22日

昨日も今日も、風が強くて寒い日が続いていますね。

暖かい日々から一転、急に寒くなったので、人間は「寒いな~」と感じてしまいますね。

そんな肌寒い月寒公園で、雲の間から時折見える太陽の光を探すように、飛んでいる「クジャクチョウ」に出会いました。

クジャクチョウは、春を告げるチョウで、成虫のまま越冬し、雪解けとともに現れます。

この個体もよく見ると、翅の外側は茶色くギザギザしていて、冬の厳しさを乗り越えてきたことが、よく分かります。

寒さにも負けず、暖かい日差しを探して飛び回る姿は、逞しく美しいです。

ちなみに、トンボの仲間でも「オツネントンボ」という種類は、成虫のまま越冬することで知られています。茶色くて細いイトトンボですが、建物や樹皮の隙間で越冬し、春一番に飛ぶ姿を見ていると、どんなに小さくても、厳しい環境に耐える力強さを感じます。

園内ではサクラも見ごろを迎えつつありますが、林床にはひっそりと、「カタクリ」の花が咲いていました。

カタクリのように、まだ木々の葉が出る前の早春に、鮮やかな花を咲かせ、夏には地上部が枯れて、地中で栄養を蓄えながら春を待つ生活史の植物を「スプリングエフェメラル(春の妖精)」と呼びます。

カタクリのほかにフクジュソウやエゾエンゴサクなども、スプリングエフェメラルの仲間で、
月寒公園で見られます。

どの花も、とっても可憐で美しい花を咲かせますが、早春の今しか見ることができません。長い冬を乗り越えて、花を咲かせる姿を見つけると、今年も出会えて嬉しいなぁと、しみじみ思います。

今の時期は、サクラだけではなく、今しか出会えない花や昆虫に出会えます。
クジャクチョウやオツネントンボ、カタクリの花も、ぜひ探してみてくださいね。

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