お知らせ
イベント情報
イベント情報11月10日「月寒公園碑探訪会~歴史を語る石碑と野外彫刻を巡る~」参加者募集!
2025年10月27日
月寒公園や周辺には、札幌の歴史を語る石碑がたくさんあります。
また今年は、札幌市と豊平町の合併記念の碑である屋外コンクリート彫刻「永遠の像」の修復が行われています。
永遠の像は11月上旬に修復作業が終わり、きれいになった像が見られるそうで、完成が待ち遠しいですね。
11月10日には、「月寒公園碑(いしぶみ)探訪会」と題して、様々な碑を巡りながら地域の歴史を学び、永遠の像の修復に携わった有識者や技術者から補修技術のお話や裏話、鑑賞のポイントなどをお聞きするイベントを開催します。
石碑が多く点在する歴史の森やくつろぎの森は、月寒神社に隣接し、大きな樹木が立ち並ぶ、厳かな雰囲気の素敵な場所です。
秋の終わりの月寒公園で碑を巡りながら、地域の歴史に思いを馳せてみませんか。
参加ご希望の方は、月寒公園パークライフセンター窓口または電話(011-818-3150)でお申込みください。
皆さまのご参加をお待ちしています。

永遠の像は、9月下旬より囲いがされて、修復作業が進められています。どんな風に修復されているのか、面白いお話が沢山聞けそうです。
歴史の森には、月寒地域の開拓功労者である吉田善太郎の碑など、様々な石碑が点在しています。
高台方面には、北光星の第八句碑などが、森の中にひっそりとあります。人知れず佇む石碑を巡りましょう。
「野の花を植えよう!」を開催しました!
2025年10月14日
10月11日、散策の森で「野の花を植えよう」を開催しました。
もともとこの地域にあった植物を植えて、自然環境の復元を目指すこの活動は、今年で12年目になります。
毎年楽しみにしてくれている方も多く、今回も小さな子どもたちから大人まで、20名が参加してくれました。
まずは、講師の木村さん(雪印種苗株式会社)より、苗の植え方を教えてもらい、キンミズヒキ・エゾノコンギク・ヒオウギアヤメ・ヨツバヒヨドリなどの苗を植えました。とてもたくさんの苗がありましたが、皆さん一生懸命、親子で楽しく植えてくれました。
今はまだ小さいけど、これから少しずつ大きくなって、来年の夏から秋に花を咲かせるのが、楽しみですね。
苗を植えた後は、来年の苗を作る準備をしました。
以前野の花を植えた場所には、たくさんの植物が花を咲かせていたり、実を付けていたりします。
今回はエゾノコンギク・オカトラノオ・ヤマハハコ・キンミズヒキ・エゾクガイソウ・ヨツバヒヨドリと6種類もの種を取りました。
キンミズヒキはトゲがついていて服などに引っ付いたり、エゾノコンギクやヨツバヒヨドリはキク科の中までタンポポのような綿毛がついた種だったり、エゾクガイソウは穂状の果実の中に砂のような小さい種が沢山入っていたり、オカトラノオは小さい球形の果実にゴマ粒のような黒い種が入っていました。
どの植物も、遠くまで種が運ばれて子孫を残せるような工夫があります。それぞれの違いをじっくり観察しながら、種を取り、土を入れたバットに蒔きました。
土のお布団をかぶった種たちは、来年の春、元気に芽を出すでしょう。
また来年の秋の「野の花を植えよう」で、散策の森に植えましょうね。
参加してくれた皆さま、講師の木村さん、ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました!
散策の森では、春から秋にかけて、たくさんのお花が咲いています。今年植えた植物も、来年花を咲かせると思うので、ぜひ見に来て下さいね。
「おやこでわくわく月さむぽ~うたとえほんともりあそび」を開催しました!
2025年10月12日
10月8日、秋の月さむぽを開催しました!
今年は春、夏から続けて参加してくれる方も多く、秋の月さむぽも0才から2才までの親子7組が参加してくれました。
雨予報の日ですが、月さむぽの時間は奇跡的に雨も風もなく、ぽかぽかのお日様がみんなを見守る中、始まりましたよ~。
秋のテーマは、「落ち葉や木の実で遊ぼう!」です。
まずはゆうみつが、ギターの音色にのせて、「まつぼっくり」の手遊びと、絵本や紙芝居を読んでくれました。
「ぴたっ!」の絵本では、お母さんにぴたっ!とくっついて、みんなにっこり!
「おすわりやすいどっせ」「おしくらまんじゅう」などの絵本も、ゆうみつの音楽に合わせると、とっても愉快!笑顔がいっぱいのお話会になりました。
つぎは、公園の中をおさんぽです。
紅葉にはまだ少し早いので、今回はみんなでどんぐりを集めます。
スタッフがペットボトルで作った「どんぐり入れ」を肩から下げて、
出発!
今年は、山の木の実が少ないと言われていますが、どんぐりは落ちているでしょうか?
ボート池ではカモに出会い、ヤナギの虫こぶも観察したら、どんぐりの森に到着しました。
なかなか見つからないな~と探していると、土の上にきらりと光る小さいどんぐりを発見!一度見つけると、あそこにも、ここにも!数は少ないけど、ちゃんと落ちていましたよ。
見つけたどんぐりは、みんな上手にどんぐり入れに入れていましたね。
どんぐりを沢山集めたら、マラカスのようにペットボトルを振りながら、ギターに合わせて、みんなで「どんぐりころころ」を歌いました。
森の中の音楽会、とっても楽しかったですね。
次回、冬の月さむぽは、2月4日水曜日です。一面雪景色の月寒公園で、いっぱいいっぱい雪で遊びましょうね!
春の月さむぽでみんなが植えてくれたセンニチコウは、ボート池の桟橋でたくさんの花を咲かせてくれました。
そのお花を使って、最後にハーバリウムを作りました!
ピンクやうすピンク、クリーム色のお花を詰め込んだハーバリウムと、
あさがおで作ったリースをみなさんに持ち帰ってもらいました。
春に苗を植えて、夏にお花を見て、秋には摘んでハーバリウムにして・・・・お花で沢山楽しみましたね!
イベント情報10月13日「月寒公園マルシェ」を開催します!
2025年10月10日
10月13日(月曜・敬老の日)札幌の農家さんが採れたて野菜を販売する「月寒公園マルシェ」を開催します。
5月から毎月開催してきたマルシェも、残り2回となりました!
10月の出店農家さんは、月寒公園マルシェでお馴染みの「清田しいたけファーム」「高橋ファーム」「YUMEYASAI」に加え「松井農場」を予定しております。
10月は、しいたけやじゃがいも、ニンジン、さつまいもなど色とりどりのおいしいお野菜が並びます。実りの秋、新鮮でおいしい野菜を存分にお楽しみください。
皆さまのお越しをお待ちしております。

「月寒公園自然観察会~トンボと野鳥編」開催しました!
2025年10月07日
今年4回シリーズで開催した月寒公園自然観察会。
最後の回は10月5日、トンボと野鳥をテーマに開催しました。
10月といえば季節はすっかり秋、木々も色づき始める時期ですが、今年は暖かい日が続き、この日も最高気温が26度!太陽の光もサンサンと降り注いでくれたおかげで、トンボは想像以上にたくさんの種類が見られました。
野鳥も、今年は山に木の実が少ないのか、早めに山から下りてくる野鳥も多いようで、色々な種類が観察できました。
観察会の報告と共に、この日に見られた野鳥やトンボを少しだけふりかえってみましょう。
野鳥の講師は皆川昌人さん(旭山記念公園)です。
ボート池では、マガモやキンクロハジロに出会いました。キンクロハジロは、毎年春や秋にボート池に群れで訪れていて、黒い羽に黄色い目が
かっこいい水鳥です。
ボート池から、くつろぎの森、歴史の森と巡ると、カエデの並木にイカルの群れが来ていて、カエデの実を一生懸命食べている様子をじっくり観察できました。また、去年はほとんど見られなかったミヤマカケスが、山の木の実不足の影響か今年は10月には見られるようになっていて、この日も私たちの前に姿を現してくれました。カラスの仲間らしい「ジャージャー」という鳴き声や、青や白、黒が混ざった翼も美しく、じっくりと観察することができました。
トンボの講師は、高校2年生の大黒さんと金子さんです。二人とも北海道トンボ研究会に所属していて、小学生の頃から月寒公園でトンボや野鳥の観察を続ける実力派です。
例年だと10月は、寒さに強いキトンボや個体数が多いアキアカネ位しか見られませんが、この日は強い日差しを浴びて、たくさんのトンボが
ボート池を飛んでいました!
アキアカネやキトンボの他にも、顔に眉のような斑点があるマユタテアカネや、翅の先端が茶に色づくノシメトンボ、ノシメトンボに似ているけど小型で体が真っ赤に色づくコノシメトンボまで、アカトンボの仲間は5種類も観察できました。
大黒さんと金子さんが大きな網で捕まえて、間近で見せてくれたので、じっくり観察できましたね。
この日観察できた生きものは、以下の種類でした。
野鳥・・・・イカル、シジュウカラ、アカゲラ、キンクロハジロ、マガモ
ヤマガラ、ゴジュウカラ、ミヤマカケス、ヒヨドリ、スズメ
ヒガラ(声)、ハシブトガラス、ハシボソガラス、
シメ(声)、カワセミ、ウグイス(声)以上16種
トンボ・・・キトンボ、アキアカネ、ノシメトンボ、コノシメトンボ、
マユタテアカネ、オツネントンボ 以上6種
番外編・・・キタキツネ
トンボのシーズンはそろそろ終わりですが、野鳥はこれから渡りが始まり冬鳥が訪れます。木々の葉が落ちると観察もしやすくなるので、おススメですよ。
参加してくれた皆さま、講師の皆さま、ありがとうございました!
- 1 / 69
- »

