お知らせ
イベント情報
イベント情報6月21日「おやこでわくわく月さむぽ~うたとえほんともりあそび」参加者募集!
2025年05月26日
今年も「おやこでわくわく月さむぽ~うたとえほんともりあそび」を開催します!
月さむぽは、未就学の小さな子どもたちが対象の、絵本とおさんぽ、自然遊びのイベントです。
春の月さむぽは、広い芝生の広場で絵本の読み聞かせをしたり、ボート池におさんぽに行って、小川にいるお魚を観察したりします。
そして今年の春の特別企画は「お花の種をまいてみよう!」
ボート池に置くプランターに、みんなでお花の種をまきましょう。
種をまいた後は、スタッフが大切にお世話をして、夏や秋の月さむぽでは咲いているお花を見てもらえたらいいなと思っています。
去年までの月さむぽは、毎回水曜日に開催していましたが、今回は6月21日土曜日に開催します!平日だとなかなか参加できない方も、ぜひ遊びに来てくださいね。
月さむぽは、0歳から参加できます。保育士経験があるスタッフもいますので、安心して参加できますよ。
初めて参加する方も多いので、気軽にご参加いただけると嬉しいです。
皆様のご参加をお待ちしています!
「おやこでわくわく月さむぽ~うたとえほんともりあそび」
とき:6月21日土曜日 10時30分から11時30分
集合場所:月寒公園パークライフセンター
参加費:一人100円
申込:申込フォーム(https://forms.gle/mqZu2z3Nq1dHeawB8)
またはお電話、窓口で受け付けております。
夏は8月20日、秋は10月8日、冬は2月4日を予定しています。
申込フォームからは、年間の申込ができます。

広い芝生の広場を眺められる場所で、音楽に合わせて絵本を読んだり、手遊びしたり・・・
心地よい風に吹かれて、おひさまを浴びながら、お外でのびのび過ごせます
川のお魚は、事前にスタッフがつかまえて、
水槽にいれて見せてくれます
どんなお魚がいるのかな?
公園や自然にまつわる素敵な絵本に出会えるのも、月さむぽの魅力です
イベント情報:本日のマルシェ開催します!
2025年05月25日
本日は朝からシトシトと雨が降っていますが、「月寒公園マルシェ」は
予定通り開催します!
風は強くないので、雨の日のおさんぽを楽しみがてら、ぜひお買い物にお越しください。
本日の農家さんは、「清田しいたけファーム」と「高橋ファーム」です。
皆さまのお越しをお待ちしています!

イベント情報「月寒公園自然観察会~野鳥編」参加者募集 ※申込終了
2025年05月23日
6月3日現在、定員になりましたので、申込を締め切りました。キャンセル待ちご希望の方は、月寒公園管理事務所(011-818-3150)にお電話ください。
月寒公園では今年、春から秋にかけて4回の自然観察会を企画しています。
1回目は野鳥編で、講師は皆川昌人さん(旭山記念公園スタッフ)です。
春は野鳥の渡りの季節、渡りの中継地として月寒公園に立ち寄る野鳥など、色々な種類の野鳥が見られます。月寒公園でも、5月上旬には、オオルリやキビタキなど美しい野鳥が見られました。
今回の観察会では、ボート池から、くつろぎの森や歴史の森を巡りながら、春の鳥を探します。新緑の森を歩くだけでも気持ちが良いですし、鳥の声を聞きながら、姿を探しながら、ゆっくり歩いてみませんか?
双眼鏡の貸出もありますので、ビギナーの方も気軽に参加できます。
皆さまのご参加をお待ちしています。
日時:6月7日(土)10時から12時
※荒天中止、雨天は内容を変更して開催します
参加費:100円
対象:小学生以上
定員:20名
申込:申込フォーム(https://forms.gle/KXFBbDJmyHvGBtDU6)
または、パークライフセンター窓口、お電話(011‐818-3150)でお申込みください。
※双眼鏡の無料貸し出しあります。お申込み時にお伝えください。

11月の野鳥観察会に引き続き、今回の講師も皆川昌人さんです。
皆川さんは、旭山記念公園のスタッフで、長年旭山記念公園の野鳥を観察し続けていいます。
皆川さんがガイドする「旭山野鳥観察会」はなんと!年間30回以上しており、毎回すぐに定員になるほどの人気となっています。
11月の観察会は、雨の中での開催となりましたが、遠くで聞こえる野鳥の鳴き声も聞き取って教えてくれたり、樹木と野鳥の関係など野鳥にまつわる自然のお話も面白かったです。
とっても分かりやすくお話してくれるので、お子さんも楽しめます。
皆さまのご参加をお待ちしています。
イベント情報5月25日「月寒公園マルシェ」を開催します
2025年05月16日
昨年好評だった「月寒公園マルシェ」を今年も開催します!
1回目は5月25日日曜日、10時から12時まで、パークライフセンター正面の広場にテントを立てて、札幌市内の農家さんがとれたての野菜を販売します!新鮮でおいしい野菜を、農家さんから買えるのは、とても嬉しいし安心ですね。
農家さんが、おすすめの食べ方を教えてくれたりもするので、ぜひお買い物をお楽しみください。
皆さまのお越しをお待ちしております。



「パークライフカフェ キタキツネ これまでをふりかえりこれからを考える」を開催しました
2025年03月30日
3月26日、「パークライフカフェ キタキツネ これまでをふりかえりこれからを考える」を開催しました。
月寒公園では2019年より、北海道大学CoSTEPと協働でキツネの生息状況調査とエキノコックス駆虫薬入りのベイト散布を行っています。そして、これらの取り組みを報告し、野生動物と人間の共生について考える場「パークライフカフェ キタキツネ」を定期的に開催してきました。
取り組みを始めて5年、今回はこれまでの活動をふりかえり、これからを考える会として開催し、定員を超える26名に参加して頂きました。
まずはキツネの研究者である池田貴子先生(北海道大学CoSTEP)より、キツネの基本的な知識や5年間の調査で分かったことをお話して頂きました。
参加者から事前に頂いていた質問でも、エキノコックス症に関するものがいくつかありました。
エキノコックスの生活サイクルやなぜ人に移るのか?というお話から、
「キツネ以外に犬も野ネズミを食べるとエキノコックスに感染する可能性があるので、放し飼いはダメですよ」と言ったお話まで、色々お聞きしました。
エキノコックス症は、感染してから発症まで数年~20年かかると言われていること、エキノコックス症の予防には、日頃から遊んだ後の手洗いなど個人でできる予防が大切だ、ということを教えてもらいました。そして、月寒公園では試験的にベイトを散布していて、これは個人の予防にプラスした取り組みとして一定の効果が出ていることも分かりました。
その後、月寒公園のキツネの取り組みに、様々な立場から関わる3人が登場し、「5年間の成果」と「なんとかしたいこと・私の次の一歩」という2つのテーマでお話してもらいました。
1人目は月寒公園のスタッフ。5年間の成果としては、「適切な情報提供ができるようになった・北大との連携により多様な普及啓発が出来ていてたくさんの人に知ってもらえた」「ベイト散布により、一定の安心感が得られるようになった」という話がありました。
2人目は、小学生のころから月寒公園で生きものを調査し、パークライフカフェにも全部参加してくれている高校生、大黒さんです。5年間の成果としては、「生物多様性が向上していること」を挙げてくれて、アライグマとキツネの足跡がどこにあったか、などスライドを使って報告してくれました。
3人目は、月寒公園市民協議会や近隣町内会会長として等様々な立場で公園とかかわりを持っている吉田さん。吉田さんからは「パークライフカフェに参加してキタキツネを怖がらなくなりました。キツネに向き合う余裕ができました」というお話がありました。
パークライフカフェに全部参加してくれている高校生、大黒さんのお話
「なんとかしたいこと」「私の次の一歩」については、
公園スタッフは、「それぞれに野生動物のことを考える機会を続けていきたい、そのために公園だけでなく市民協議会や高校などと連携して、みんなの取り組みにしていきたい」という話がありました。
大黒さんからは「餌づけや子ぎつねを撮影するカメラマンなど人の行動が野生動物の行動を変えている部分もあるので利用者のマナーを何とかしたい。そのためにキツネへの接し方を公共マナーにできないか」とお話がありました。
吉田さんからは「キタキツネ=エキノコックス、かわいくても侮れない。そして月寒公園から地域にキツネが行動範囲を広げていることが心配なので、地域が公園に協力してできることをやっていきたい」というお話がありました。
月寒公園市民協議会や近隣町内会会長、吉田さんからのお話
これらの話を受けて、テーブルごとに参加者同士で感想を共有したり、人と野生動物の距離感について、話し合いました。
距離感については、テーブルを囲む人それぞれに、意見も様々でしたが、話し合うことで、なんとなく「程よい距離」を見つけることができたようです。
そして参加者それぞれに、「私がすること・しないこと」を書いてもらいました。
「絶対に餌づけはしない」「距離感がある写真を良いと思う風潮になると良い」「自分からキツネと距離を放す」「キツネと目を合わせてみる」など、印象に残るメッセージが集まりました。
「人と野生動物はどの位の距離感が良い?」というお題で盛り上がりました!
最後に池田先生から、「野生動物の研究は、生態学や獣医学など動物自体に焦点を当てる学問だけではなく、近年では、個人や社会の意識や行動、人間がリスクをどのように捉えるかなど社会的側面に着目して、野生動物管理に活かそうとする実践的な学問がある。」というお話がありました。
月寒公園のような都市公園の野生動物問題は、人の行動や意識と深く関わり合っており、パークライフカフェのような場で、それぞれの考えを共有し話し合うことは、まさにこのような学問と通じていることが分かりました。
キツネの会はこれで一区切りとなりますが、これからも野生動物との関わり等公園の課題を考える場として、パークライフカフェは続けていきます。時に答えが明確でないこともあるけど、それぞれの考えを知り合い、受容性を高めることは、みんなが気持ちよく過ごせる公園づくりにつながるように思います。
参加してくれた皆さま、ファシリテーターの宮本さん、池田先生、ありがとうございました。
「私がすること・しないこと」のメッセージ
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