お知らせ

ボート池にダイサギとアオサギがきていました。

2025年11月23日

ボート池にダイサギとアオサギがきていました。

右端がアオサギで左端がダイサギです。

微妙な距離感で過ごしていました。

ボート池にいつまでいてくれるでしょうか?

ダイサギアオサギ

こちらは灰色のアオサギです。

こちらは白いサギのダイサギです。

散策の森ではエゾリスに会いました。木の実に夢中の様子だったので

近くまで寄って撮影しましたが、この後すごいスピードで

いなくなりました。

園内の木々の葉が落ちて見つけやすくなったエゾリス。

散策して耳を澄ましてみるとガサガサ落ち葉の上を動く音や

カリカリ木の実を食べる音で見つける事ができます。

探してみてくださいね。

クラフトの森を開催しました!

2025年11月23日

11月16日にクラフトの森を開催しました。11月はコクワのツルのリース

作りです。今回は大人の参加者が多く、素敵なリースがたくさん!

センスと小技が光る場面がたくさんあり、ものづくりの勉強に

なりました。

みなさんの素敵なリースのご紹介です。

アジサイや針葉樹の葉は、ゆっくりと色が変わっていきますが、

色が変化していったリースもナチュラルな雰囲気で素敵になります。

参加してくださったみなさま、本当にありがとうございました。

12月は「まつぼっくりツリー作り」です。

またホームページでご案内いたしますのでお待ちくださいね。

晩秋の景色

2025年11月22日

ボート池の水を抜き、木々の葉もだいぶ落ちて、晩秋の景色になりました。

今朝の冷え込みで、わずかに残った水が凍った池では、凍っていない水辺に、マガモが集まっていました。

秋にたくさん来ていたキンクロハジロの姿は見えませんが、先日は池に
ダイサギが来ていたようです。

高台野球場外周のカラマツ並木は、まだ黄色い葉を付けていました。

遅い紅葉を楽しみたい方にお勧めのスポットです。

明日明後日は気温が上がり、小春日和になりそうです。まだ遊具でも遊べますので、今週末はぜひ月寒公園でいっぱい遊んでくださいね!

月寒公園屋外トイレ閉鎖のご案内

2025年11月19日

 いつも月寒公園をご利用いただき、ありがとうございます。
月寒公園屋外トイレは下記の日程より順次冬季閉鎖いたします。

ご利用の皆様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承ください。

月寒公園屋外トイレ閉鎖日
令和7年11月20日木曜日

※図をクリックすると拡大します(PDF1.4MB)

屋外トイレ閉鎖箇所図

月寒公園管理事務所
011-818-3150(9時から17時まで)

永遠の像補修工事の全容をちょっとだけ公開!

2025年11月14日

1110日の「月寒公園碑探訪会」で、永遠の像の補修工事に携わった樫山さん((株)東亜・ソロ・リフォーム社長)と、高橋さん(札幌彫刻美術館友の会会長)から、色々なお話を聞くことができました。
そのお話を元に、少しだけ補修工事を振り返ってみましょう。

 

「永遠の像」は、札幌市と豊平町合併記念として昭和37年に建立したコンクリート彫刻で、大分出身の彫刻家、竹中敏洋さんの作品です。

男性を中心に、妻と子、老男性の4人の裸像で、老男性はまさかりを持ち、男性も女性も非常に逞しく筋肉が隆々とした姿は、この地を開拓した人々の力強さを感じます。

補修前の永遠の像

コンクリート彫刻の寿命は50年程と言われているそうで、設置から60年以上が経過した永遠の像はいたるところにヒビが入り、「爆裂」(膨張により自壊する現象)により欠損箇所も多くありました。そんな状態のコンクリート彫刻を補修するのは、本当に大変な作業だったそうです。

では、どのように補修を進めていったのかを、少しだけ写真と共に見ていきましょう。

第一段階は、元々あった塗装をとる作業です。写真のように、機械をなるべく使わずに、紙やすりやワイヤーブラシを使って、手作業で何日もかかって、塗装をとっていきました。

1007既設塗装除去

手作業でもともとあった塗装をとっていきました

第二段階は、ひび割れの補修です。
ミクロカプセルという注射器のようなものを像に刺し、接着剤のエポキシ樹脂を一定の速度で自動注入していきます。

無数のミクロカプセルを刺された像の姿は、荒療治を受けているように見えてしまいますが、これだけの対処が必要なほど痛んでいたことも実感しました。

1010ひび割れ補修

エポキシ樹脂を注入し、ひび割れを補修します

第三段階は、いよいよ欠損部の補修です。

4人すべての像の鼻は欠損し、男性の像はあごや瞼に大きなヒビが入り、こどもの左手は無くなった状態でした。

無くなった部分を復元させるのは、最も難しい作業で、彫刻家の唐牛幸史先生が協力してくださいました。
古い写真を探して、オリジナルを分析し、鼻の高さや大きさ、手の握り具合など細かな調整をして作り上げ、この先凍害等で欠損しないようにしっかりと取り付けました。

そして像にあった無数の穴を、1㎜ほどの小さな穴まで見つけて、全て手作業で埋めていきました。

欠損部の補修には、彫刻家の唐牛幸史先生が携わりました

最終段階は表面保護塗装作業です。

現代では高性能の塗料も様々開発されていて、今回は像の中の水分を出しながら撥水効果もあり、カビや藻の発生が防げる塗料を採用し、仕上げました。

9月末に始まった補修工事は、休日もなく毎日続けられ、11月上旬にようやく囲いがとれて、生まれ変わった像がお披露目されました。

1027塗料

最後に、高性能の塗料で表面を塗り仕上げます

「以前より白くなった!」と思われた方もいるかと思います。
実は永遠の像完成当時は、もっと白かったそうですが、雨や雪にさらされて、長い年月木々に囲まれたこの地にあり続ける中で、段々とこの場所にあった風合いに変化していったのだそうです。
なるほど、真っ白な姿を見られるのは今だけで、これから先は少しずつ変化していって、年月を経てどんな風合いになるのか、楽しみですね。

補修工事を終えられた時、東亜・ソロ・リフォームの方が、「すごく楽しかったです」と晴れやかな顔をして仰っていました。今回、補修工事に携わった方々は、永遠の像がこれから先もこの地であり続け、たくさんの人に親しまれることを願いながら作業されていました。

永遠の像が作られた時もきっと同じように、たくさんの人々の思いがあっただろうと想像し、それを継承して未来につなげることの大切さも感じました。
 たくさんの人の思いが込められた永遠の像を、これからも大切にしていきたいですね。

(写真提供:(株)東亜・ソロ・リフォーム)

完成

補修を終えた永遠の像

公園管理運営士会北海道支部講演会のお知らせ

2025年11月14日

月寒公園と協働でキツネの生息状況調査やエキノコックス対策を行っている、池田貴子先生(北海道大学高等教育推進機構CoSTEP特任講師)が、12月5日の公園管理運営士会北海道支部講演会においてご講演されます。

「北海道都市部におけるキツネとエキノコックス対策」をテーマに、人間社会のそばで生活する都市ギツネとエキノコックスについてのお話から、野生動物問題にあるリスクとコミュニケーションについてのお話まで、幅広くお話頂きます。

月寒公園で毎年開催してる「パークライフカフェキタキツネ」や「月寒公園ピクニック」では、キツネに関する情報提供だけではなく、様々な考えの人が話し合えるような対話の場づくりを大切にしています。そんな月寒公園における様々な実践のお話も、沢山聞ける講演会になりそうです。

公園管理に携わる方だけではなく、一般の方も参加できる講演会です。皆さまのご参加をお待ちしています。

公園管理運営士会北海道支部講演会

日時:令和7125() 14:0017:00

会場:Space札幌 大通EAST

   札幌市中央区南2条東2丁目7-1 3NEOビル7

第1部「公園管理運営士資格とこれからの公園管理運営のあり方について」

橘俊光氏(一般社団法人公園管理運営士会 会長、株式会社空間創研 執行役員)

第2部「北海道都市部におけるキツネとエキノコックス対策」

 池田貴子氏(北海道大学高等教育推進機構 CoSTEP 特任講師)

参加は無料、定員は40名です。

参加申し込みはGoogleフォームからお願いします。

https://forms.gle/ug9v9opQ7S1qMAzw8

チラシもこちらからダウンロードできます。

講演会チラシ_公園管理運営士会北海道支部_R

クラフトの森を開催しました!

2025年11月12日

11月8日土曜日クラフトの森を開催しました。11月はコクワのツルの

リース作りです。大人の参加者の方が多かったのでみなさま夢中に

なってものづくりの時間を楽しんでいました。

「雪が降るといろいろ作りたくなるよね」と。おうち時間が楽しい

季節になってきましたね。

みなさんの作品のご紹介です。

次回は11月16日日曜日の開催ですが、ありがたいことにお申込みが

定員に達しました。

12月は松ぼっくりツリー作りを予定しております。

参加してくださったみなさまありがとうございました!

「月寒公園碑探訪会」を開催しました!

2025年11月10日

本日、歴史を語る石碑と野外彫刻を巡る「月寒公園碑探訪会」を開催しました。初めての歴史イベントでしたが、古くから近隣に住む方や歴史に興味がある方等、10名に参加して頂きました。

最初に豊平区土木センターの職員さんより、碑の定義や種類、豊平の開拓と月寒公園の成り立ちについてのお話を聞きました。

月寒公園周辺には、明治から平成にかけて100年あまりに設置された19基もの碑があり、「月寒公園周辺を歩くだけで、これだけ様々な碑を見られることはあまり知られていませんが、月寒公園は歴史公園的な場所だと言えるでしょう」とお話がありました。

次に月寒公園とその周辺を巡りながら、16基ほどの碑等を訪れて鑑賞しました。明治時代に手稲山から自然石を運んで作られた「吉田善太郎功労碑」から、昭和に作られたFRP素材の「壺を持つ女」、平成に十勝石で作られた「北光星の第八句碑」など、時代も素材も設置目的も実に様々でしたが、それぞれの碑に携わった人々や歴史的な背景に思いを馳せることができました。

「植樹碑」のある散策の森は、昭和43年に月寒公園振興会の皆さんが、カエデやイチョウを植樹した場所です。

最初に巡った高台エリア(平岸・美園側)にあったのは、昭和から平成にかけて作られた比較的新しい碑で、文学や地域団体の記念碑など目的も様々でした。一方後半に巡った月寒エリアは、明治や大正に作られた碑が多く、開拓功労者をたたえる碑や、開町・合併を記念する碑が多くありました。

月寒地域は古くから軍隊の町として栄えており、昭和初期には住民奉仕でササ刈りをして公園整備を進めた歴史もあります。様々な石碑を巡ることで、歴史的な背景と石碑の所在が強く結びついていることを実感しました。
一時間半かけて月寒公園全域を散策し、最後に「永遠の像」を鑑賞しました。出発した時には、ポツポツと降り始めていた雨が途中から大雨になり、後半は風も強くてとっても寒くなったので、ひとまずパークライフセンターに戻り、永遠の像のお話は、ゆっくり暖かな場所でお聞きすることになりました。

永遠の像_R

永遠の像のお話は、修復工事に携わった樫山さん(東亜・ソロ・リフォーム社長)と、高橋さん(札幌彫刻美術館友の会会長)です。

高橋会長からは、永遠の像がつくられた時代背景やコンクリート彫刻についてのお話を聞きました。
日本では戦後の1950年代以降、安価で手に入りやすいモルタルを使ったコンクリート彫刻が多く作られたそうで、永遠の像も1961年、札幌市と豊平町の合併を記念して作られました。北海道にも多くのコンクリート彫刻がありますが、永遠の像ほど大きい作品はなかなか無いそうです。

永遠の像は設置から60年以上が経過し、多数のヒビが入り、それぞれの顔にある鼻が欠落し、こどもの像の手も無くなっている状態でした。そのような状況の像を修復するのはとても大変な作業だったそうです。

実際の修復作業については、写真を見ながら、樫山さんからお話していただきました。欠落部を修復することの難しさや技術や材料のお話など、面白いお話をたくさん聞くことができました。そして何より樫山さんと高橋さんの修復にかける思いや、後世に残したいと願う気持ちをヒシヒシと感じました。
お二人のお話は、また別な日のお知らせで、写真と共にご紹介しますので、お楽しみに!

最後はあいにくの荒天になってしまいましたが、参加してくれた皆さま、案内してくださった樫山さん、高橋さん、豊平区土木センターの皆さま、ありがとうございました!

今回の資料は、パークライフセンターにも展示する予定ですので、様々な碑から、月寒公園の歴史に興味をもって頂けると嬉しいです。

永遠の像修復のお話_R

雪が積もりました!

2025年11月09日

昨日の朝は、雪がたくさん積もった景色に驚かれた方も多いのではないでしょうか。月寒公園も10㎝ほど雪が積もり、昨日は子どもたちが、さっそく雪だるまを作ったり、雪あそびを楽しんでいました。

今日は、野球場利用の最終日ですが、野球場もすっかり雪で覆われています。テニスコートは利用期間が16日まで、今週は少し気温が上がりそうなので、コートが乾いたら利用して頂けそうです。

人通りの少ない園内の緑地で、今朝エゾタヌキに出会いました!

雪の斜面を下ってきたエゾタヌキは、人間の存在に気づかないのか、のそのそと私の方向に歩いてきました。ドキドキしながら見守っていると、目の前まで来てから私の存在に気付いたのか、そこで突然ビックリした様子!その後、脱兎のごとく走り去っていきました。

エゾリスやキタキツネは、時々見かけますが、エゾタヌキに出会ったのは初めてでした。エゾタヌキは臆病な性格からか、人前に現れることは、ほとんどないそうです。
目の前に来るまで人の存在に気付かず、慌てて逃げる様子が、なんだか
とても微笑ましかったです。
人が少なくなり、ひっそりとした今の時期ならではの出来事でした。

永遠の像が修復されました

2025年11月03日

9月下旬から修復作業が続けられていた「永遠の像」の囲いがとれて、
きれいになった像がお目見えしました。

以前の像は、長い年月の風雪に耐えた姿で黒い斑点やヒビがありましたが、1か月以上に及ぶ修復作業により、本当に美しく生まれ変わりました。

永遠の像は、札幌市と豊平町合併の記念として、今から64年前の1961年に設立されました。当時は周囲に木々も少なく、永遠の像の眼下には町が見えたようですが、長い年月を経て周囲の木々も大きくなり、今では歴史の森の木々に囲まれるように永遠の像は立っています。
今回修復に合わせて、周囲に伸びた枝も少し剪定したので、周囲も明るくなりました。

今日は久しぶりに晴れたので、歴史の森の紅葉に彩られて、太陽の光を浴びた永遠の像はとても美しく、一段と凛々しく見えました。

今は真っ白い像ですが、これからまた長い年月をかけて、少しずつ月寒公園の木々や環境に合わせた色合いになるそうです。大切に見守りたいですね。

来週の月曜日、11月10日には、永遠の像を始めとする月寒公園の碑を巡る「月寒公園碑探訪会」を開催します。

永遠の像の修復に携わった(株)東亜・ソロ・リフォームの方や札幌彫刻美術館友の会会長の高橋大作さんから、補修技術のお話や、苦労話、裏話をお話頂きます。
欠損部の修復はどのように進められたのか、ヒビ割れを補修する技術とは、今と昔の材料や技術の違いとは?など、今しか聞けない貴重なお話が聞ける探訪会です。

参加ご希望の方は、月寒公園パークライフセンター窓口または、電話(011-818-3150)でお申込みください。

皆さまのご参加をお待ちしています。

01_碑探訪会チラシ_R

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