お知らせ
シダレザクラが開花しました!
2024年04月27日
貸ボート乗り場前のシダレザクラが開花しました。
たくさんの蕾がついているので、ゴールデンウイーク中はお花見が楽しめそうですよ!
エゾヤマザクラは満開です。
ボート池にはアオサギがきており、歴史の森にはツグミの群れがきていました。
連休中はお天気に恵まれそうなので、たくさん遊びに来てくださいね。
貸ボート営業も今日から始まりました!
ボート一艘が320円でお乗りいただくことができ、利用時間は30分間となっております。
ボート池周りではサクラやキタコブシが咲いております。
自然観察しながら貸ボートをお楽しみください。
エゾヤマザクラが見頃です
2024年04月26日
月寒公園のエゾヤマザクラがちょうど見ごろとなっております。
昨日の雨で多少散ってはいますが、まだ楽しめるかと思います。
公園東側の花見広場のエゾヤマザクラ
こどもひろばのエゾヤマザクラ
ボート池四阿のシダレザクラ
シダレザクラの花芽も大きくなってきました。
ゴールデンウィークは気温が高い予想となっていますので、開花するかもしれないですね。
明日からは貸しボート営業もスタートします。
週末はぜひ月寒公園に遊びに来てください!
■月寒公園貸しボート営業
日にち:4月27日土曜日から10月14日月曜日まで(火曜日定休)
時間:10時から17時(最終乗船16時30分)
定員:1艘につき大人(小学生以上)3名まで
料金:1艘320円(30分)
※小学生以下のお子様のみでの乗船はできません。高校生以上の大人の方の付き添いが必要です。
※幼児2名で大人1名分とカウントとなります。
みなさまのご来園を待ちしております。
遊具開放のご案内
2024年04月24日
人気のロングすべり台も専門業者の安全点検を終え、こども広場、森の遊び場
ロングすべり台、すべての遊具がご利用できるようになりました。
園内ではボート池横の花見広場のエゾヤマザクラが3分から4分咲きです。
お花見や遊具遊びにたくさん来てくださいね!
エゾヤマザクラ開花しています。
2024年04月21日
ボート池の横にある花見広場でエゾヤマザクラが開花しています。
今日はあいにくの曇り空で気温も低いですが、少しずつ開花しているエゾヤマザクラを
みて春を感じるのもいいですね!
そとあそびレンタル開始します!
2024年04月20日
今日はとっても寒いですね。外遊びにみなさんきてくれるかなあ?と思いましたが
パークライフセンターで遊んだり、外で遊んだりと寒さに負けず子ども達が遊びにきて
くれていました。
多目的広場も芝生で遊べるようになりましたので、「そとあそびレンタル」を
開始します!
毎年人気のフリスビー100円や、ぴょんぴょん飛べるファンジャンパー300円
フリスビーのようにも、ラケットスポーツとしても遊べるオゴディスクミニ300円
羽子板のようなラケットスポーツのワボバボリ300円。少し珍しいレンタル品も
ご用意しています。
ぜひ月寒公園に遊びにきたらレンタル品で遊んでみてくださいね!
今日の月寒公園
2024年04月16日
毎年秋に水を抜いているボート池。
昨日取水ポンプを取り付けて、池に水を入れ始めたところ、
今日はアオサギやオシドリ、キンクロハジロが来ていました。
池周りのシダレヤナギも芽吹き始めて、春らしい景色になりましたね。
今週から、施設のオープンが続きます。
高台駐車場は18日より、テニスコートは20日より利用を開始します。
森のあそび場(遊具)は、点検と清掃を終えたのち、今週末より開放予定です。
皆様のお越しをお待ちしています。
今日の月寒公園
2024年04月11日
雪解けがすすんできました。写真は今日の多目的広場です。芝生の一部は
まだ雪解け水が流れ込んでぬかるんでいます。乾いている部分もありますが、週末
遊びに来られる方は、足元に気をつけてご利用ください。
早く芝生でたくさん遊びたいですね。
時計塔花壇では月寒公園ボランティア会のみなさんが植えたチューリップの芽が
たくさん!
今年は新しい種類のチューリップを植えたので開花が楽しみです。
ボート池花壇では紫、白、黄色のクロッカスが満開でとても可愛らしいですよ。
お散歩の際には花壇も覗いて、春を感じてくださいね。
今日の月寒公園
2024年04月06日
昨日札幌の積雪が0㎝になったと、ニュースになっていましたが、月寒公園は広場も遊具も、まだ雪の中です。ここ数日でだいぶ解けましたが、遊具周りの雪が解けるには、もう少し時間がかかりそうです。
遊具は、雪が解けて点検が終わってから、遊べるようになります。このまま順調に解ければ、4月中旬には遊べる予定です。ロング滑り台については、専門業者の点検後になりますので、もう少し遅くなります。
遊具で遊ぶのを楽しみにしている子も多いかと思いますが、もうしばらくお待ちください。
散策の森は、木の周りから少しずつ雪が解けていて、フクジュソウが顔を出していました!
この場所は、10年ほど前から「野の花を植えよう」というイベントで、子どもたちと一緒に、山野草の苗を植えています。このフクジュソウも、随分前に植えたものです。
フクジュソウやエゾエンゴサク、カタクリなどは、スプリングエフェメラル(春の妖精)とも呼ばれ、まだ木々の葉が生い茂る前に、雪解けと共に花を咲かせます。まだ虫の数も多くない時期ですが、大柄な花をつけることで、虫たちを呼び寄せ、受粉をして、種を作ります。そして、青々とした緑に覆われる夏になると、人知れず地上から姿を消して、地下で養分を蓄えて春を待つそうです。
まだ白と茶色で覆われた森に、小さくも鮮やかな黄色い花を咲かせるフクジュソウは、とても可憐で儚く見えますが、実は寒さの中でも花を咲かせる強さを持った植物です。
散策の森では、フクジュソウのほかにエゾエンゴサクやカタクリなども花を咲かせます。
数は多くありませんが、宝探しのような気持ちで探してみるのも楽しいですよ!
園内状況
2024年04月03日
月寒公園の園内の雪解け状況のご案内です。
写真は遊具遊びで人気の「森のあそびば」です。
住宅街を歩いているともっと雪が解けているように思いますが、公園の中の
雪解けはゆっくりとしたペースで進んでいます。遊具開放は雪解けが進んで遊具の
安全点検が終わってからになりますので、もう少し先になりそうです。
月寒神社近くの「こどもひろば」では雪の中から動物遊具がやっと顔をだしました。
神社までの園路もまだまだスニーカーなどの夏靴では歩きにくいです。
お散歩や自然鑑賞には冬靴や長靴を履いて来られる方が良さそうです。
ボート池にはアオサギの姿がありました。
雪が解けている部分にはカモたちが集まっていました。
春のはじまりを告げるキタコブシです。
まだ開花は待機中の様子。
ボート池横の花壇ではクロッカスの芽がでてきていました。
クロッカスやフクジュソウの花が咲くのももう少しでしょうか?
園内の日当たりがいいところから、花が咲き始めます。
お散歩をするときには、探してみてくださいね。
いきものゼミナールin月寒公園「エゾリスみっけ!街の野生動物とどう付き合う?」を開催しました!
2024年03月29日
3月26日朝8時から10時まで、エゾリスをテーマにしたイベント「エゾリスみっけ!街の野生動物とどう付き合う?」を開催しました。
このイベントは、北海道の野生生物に関わる企画や商品を製作している合同会社モリノコ商会と共催で、コープさっぽろの協賛を得て、企画しました。
とってもかわいいエゾリスがテーマで、エゾリスの楽しそうなお話や、エゾリス研究の最前線のお話が聞けるとあって、小さな子どもから年配の方まで、40名程の参加者が参加してくれました。
講師は、うっちー先生こと内田健太先生(東京大学助教)です。
うっちー先生は、北海道のエゾリスをモデルにした都市生態学の研究モデルを構築し、分野横断的な研究に取り組んでいます。北海道大学在学中には、札幌市の西岡公園や円山公園で、エゾリスの講演や観察会を行うなど、研究成果を一般社会に還元する活動も積極的に取り組んでいて、今注目の若手研究者です。
まずはうっちー先生から、エゾリスについて教えてもらいました。
そもそもリス科の動物って、どんな動物なの?
北海道にいるリスの仲間は何種類いるの?
などなど、知っているようで知らない基本的な知識を教えてもらいました。
北海道にいるモモンガも、実はリスの仲間だということ、
リスは、ほお袋にいっぱい木の実を貯めるイメージがあるけど、
エゾリスはほお袋が無いので、クルミやまつぼっくりをくわえたり抱えたりして運ぶこと、
木の実も好きだけど実はサクラの花やキノコも食べること
などなど、色々なことを教えてもらいました。
お話のあとは、いよいよエゾリス探しに出発です!
この日はとっても良い天気!「早起きをして良かったな!」と心から思えるくらい爽やかな散策の森の中を歩きました。
うっちー先生は子どもたちに大人気!色々な質問が飛び交います。
「エゾリスの巣は、木の上にボール状に作られるよ」
「カラスの巣に似ているけど、よ~く見てみると、カラスの巣はハンガーなどの人工物があったり、巣材が違うので、見分けることができるよ」
などなど、巣のことを教えてもらうと、みんな真剣に木の上を探し、見つけた巣をみんなで観察しました。
今回はほとんどカラスの巣ですが、エゾリスの巣も公園のどこかに、きっとあるでしょう。
エゾリスの巣や姿を探しながら散策の森をゆっくり歩きましたが、なかなかエゾリスには出会えません。
「いないな~」と話しながら、帰路に差し掛かったところ、「エゾリス見つけたよ!」という声が!!
その人の指の方向を見てみると・・・・いました!
私たちから十数メートル離れた木に、動く小さな茶色い姿が!
木の枝をクルクルと軽快に走っているエゾリスの姿に、歓声の声が上がりました。
ゆっくりじっくり観察していると、もう1匹のリスも合流して、2匹のリスが駆け回っていて、
なんだかとっても楽しそう。
今回の目的の一つ、エゾリスに出会うことができて、みなさん大喜びで、じっくりゆっくり観察しました。
次に向かったエゾリスポイント、テニスコートの横の緑地は、だいぶ雪が解けていました。
そこで地面をよ~く見てみると、2つに割れたクルミが沢山落ちていました。
うっちー先生から、「エゾリスが歯で割ろうとしたところには、歯形がついているよ」
「エゾリスも上手にクルミを割れる子もいれば、ちょっと下手な子もいる。上手に割れる子の割り方を見て、上手に割れるようになっていく子もいるよ」
と教えてもらいました。
リスの世界も人間と同じで、器用な子も不器用な子もいるようです。
上手な子を真似て、クルミの割り方も上達するとは、面白いですね。
みんなで探したら、こんなにクルミの食痕(リスが食べた痕)が落ちていました。
確かによく見てみると、歯形がいっぱいついているものもあれば、歯形は少しで、きれいに割れているものもあります。
そして、月寒公園によくあるオニグルミの実以外にも、お店で売っているクルミの実もありました。お店で買ったクルミを、エゾリスにあげている人がいるようです。
1時間ほど、たっぷり公園を歩いた後は、パークライフセンターに戻り、うっちー先生の研究のお話を聞きました。
うっちー先生は、これまで帯広や札幌で、街と森のリスの性格の違いや、リスと人との距離の取り方を調べてきました。
街と森で距離を測る実験では、リスに人やキツネのはく製を近づけて、何メートルくらい近づけるのかを調べたそうです。その実験の様子が、何とも面白く、研究って難しそうな気がしたけど、意外に身近でとっても楽しそう!と思いました。
札幌の公園でも、リスが近くに寄ってくる公園があるそうです。実際リスと人の距離は、何メートルくらいなのか、場所によってその距離は違うのか?
感覚的になんとなく分かっていることも、実際に測って、違いを比べてみると、分かることが沢山ありそうですね。
もともと野生動物と人は、一定の距離をとって共生していたはずが、人の行動の変化で、野生動物の行動も変化しているようです。
公園に来る人には、色々な考えや志向の人がいて、リスが近づくことを嬉しく思う人もいれば、不安に思う人もいるかと思います。自分の感覚が他者と同じとは限りません。
リスにとっても、人や天敵を怖がらず近づくことは、良いことなのでしょうか。
うっちー先生のお話は、人とリスのちょうどよい距離について考える機会になりました。
リスだけではなく、月寒公園には様々な野鳥とキツネなどの野生動物も生息しています。
人が野生動物のことを知り、付き合い方を考えることで、人と野生動物がお互いに過ごしやすい公園になると良いですね。
参加してくれた皆さま、うっちー先生、モリノコ商会さん、コープさっぽろさん、ありがとうございました!
(一部写真提供)コープさっぽろ
モリノコ商会の宮本さんと新岡さん
進行とライブペインティングを担当してくれました
今回JCOMさんの取材も入りました!
4月6日11時から放送されるそうです!
キツネの研究者池田貴子先生も登場!
月寒公園のキツネ調査やエキノコックスについてお話してくれました
まつぼっくりの食痕もたくさん見つけました。
ドイツトウヒの食痕はエビフライにそっくり!
※写真は違う種類のまつぼっくりです
散策の森は、静かでとても気持ちが良い!
エゾリスもきっと大好きな場所です
皆さんが書いてくれた「発見したこと・伝えたいこと」は、後日展示しますので、お楽しみに!